逆手懸垂にチャレンジ
”バー(鉄棒)に飛びつき、ゆっくりおろす”
この動作に慣れてきたら、実際に体を上げ下げする運動をしてみましょう。
まずは、逆手でバーを持ち、手幅は肩幅でぶら下がります。
なぜ、逆手からなのかと言うと、逆手の方が順手より力が入り引き上げる動作がしやすいからです。これは、腕の力の関与も大きいためです。
この逆手で引く懸垂を Chin-up(チンアップ)と言います。
チンアップはどこが鍛えられるのか
- 背中(広背筋)
- 肩(三角筋後部)
- 腕(上腕二頭筋)
- お腹(腹筋)
逆手で引き上げる懸垂は二の腕の関与が非常に大きいです。
順手で引き上げるときに比べて腕の力が関与する分引き上げやすいです。
練習方法
チンアップは腕で引く力の関与が大きいので比較的早くできるようになります。
第1ステップ編でも説明しましたが、
逆手・順手のネガティブ動作の繰り返しです。その後、実際に挑戦します。
「ネガティブ→チンアップ挑戦」 ひたすらこれの繰り返しです。
地味ですが繰り返すことにより必要な筋肉がついてきます。
懸垂(プルアップ)にチャレンジ
チンアップも5回ほどできるようになったら、次は、手幅は肩幅で、順手でバーを持ち、体を上げ下げしてみましょう。フォームは気にせず、とにかく引き上げられるかチャレンジしてみてください。アゴがバーを超える超えないは考えなくていいです、超えようが超えなかろうが、引き上げる意識の方が大事です。
引き上げるときは小指側に力を入れ引き上げるよう意識してみましょう。
まだまだだな、と感じるようであれば、ネガティブ動作のくりかえしをひたすら行ってください。絶対できるようになります。
順手で行う懸垂をまずは5回を目指しましょう!!
おわりに
第2ステップ編時点では、まだフォームや使っている筋肉の意識(マッスルコネクション)は必要ないかと思います。懸垂をするにあたっての基礎を固めている段階だからです。
今回は簡単な説明で前回と重複していた部分もありますが、次の第3ステップ編では懸垂を行うにあたって意識すべきことを説明します。難易度が少し高くなってしまうかと思いますが、ここまでやってきたならば絶対できます。
通常の懸垂が反動を使わず、ストリクトで5回できるということは、人並み以上の筋力が身についています。
※ストリクト・・・正確なやり方、正しいやり方
以上、懸垂への道のり第2ステップ編でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。一緒にトレーニング頑張りましょう!それでは!!